筑波大学では、様々な組織で心理学関係の教員が仕事をしています。そうした教員が最も多く属しているのは心理学系ですが、教育学、障害科学、体育科学、芸術、社会科学、あるいは情報科学などの分野にも心理学に関わりをもつ教員がいます。ここでは、心理学系に属している教員が関わる組織を「心理系組織」とよび、そのハブあるいはプラットホームとして心理系WEBサイトを構築しました。心理学系に属する教員ならびに準研究員は、現在30名ほどおり、7つの学内組織に分かれて活動を行っています。大学院改革の中で平成13年4月に発足した博士課程人間総合科学研究科がスタッフ全員の所属先となっています。 7つの学内組織のうちもっとも多くの教員が関わりをもっているのが、学士課程の人間学類心理学主専攻です。1期生が入学してから30年以上がたち、1,800名を超える多くの卒業生を送り出しました。大学全体の学群・学類改組にあわせて、平成19年4月から、人間学類心理学主専攻は、人間学群心理学類となり、一層の発展を遂げようとしています。 さらに教育組織としては博士課程人間総合科学研究科があり、3つの専攻に分かれて、大学院生の教育と研究指導が行われています。第1は心理学専攻です。多くの研究科が人間総合科学研究科に統合される以前は心理学研究科がありましたが、それが心理学専攻の前身です。残りの2つの専攻は、人間総合科学研究科になって新たに誕生した感性認知脳科学専攻およびヒューマン・ケア科学専攻です。人間総合科学研究科は所属する教員が600名を超えるという1つの大学にも匹敵する大きな研究科であり、その特徴として際だった学際性をもっています。2つの新専攻には医学系の教員が多数所属しており、研究科の特徴を反映しています。感性認知脳科学専攻は、動物を対象とする心理実験を行ってきた教員が、ヒューマン・ケア科学専攻は、臨床心理学および発達臨床心理学を専門とする教員が担当しています。 修士課程教育研究科にも関連する専攻があります。1つは夜間開講で社会人を対象とするカウンセリング専攻、もう1つはスクールリーダーシップ開発専攻です。カウンセリング専攻では、旧東京教育大の跡地にある大塚キャンパスで大学院生の教育と研究指導が行われており、本邦最初の夜間修士課程として発足して以来、多くの修了生を送り出してきました。スクールリーダーシップ開発専攻は開設されたばかりの新しい専攻です。 以上の教育組織に加えて、教職員や学生の心身の健康維持に重要な役割を果たしている保健管理センターにおいて、心理学系の教員はカウンセリング業務に従事しています。また筑波大学には多数の附属学校がありますが、その管理運営を統括する附属学校教育局でも心理学系の教員が活躍しています。 |


